企業や自治体の課題を解決するため、「AI」の活用アイデアを募集していた広島県は、20の事業者を選んだと発表しました。

都内で開かれた発表会には、選ばれた20のAI開発者が各地から集まり、庭造りの職人の育成や複雑な相続相関図を作成するなど、AIを活用したアイデアを披露しました。

AI開発者 船体ブロックなど製造会社と組む「スカイディスク」(福岡市)担当者「電話・FAX・メール形式など様々な形で来る受注情報を同一フォーマットにAIを使って整えていき、その受注情報を用いて生産計画の自動立案、製造実績の集計までお手伝いしようと思っています。人手不足に悩まれている製造業がすごく多いのでその解消と、生産計画まわりが属人化している会社もすごく多いので、属人化の解消も支援できると思っています」

県はAI開発者と企業や自治体とのマッチングに総額2億円の補助金を投じ、AI実証実験を支援します。

湯崎知事は「失敗を恐れずにチャレンジしてもらう」と期待を寄せています。