ハンドボールリーグHのブルーサクヤ鹿児島は14日、東京で、初代女王の座をかけたプレーオフ準決勝で勝利し、決勝進出を決めました。
レギュラーシーズン1位のブルーサクヤは、準決勝で5位の香川と対戦しました。
前半、ミスから相手にボールを奪われ、連続失点。固いディフェンスを前にパスがつながらず、点差を縮められません。
それでも、粘りのディフェンスから攻撃につなげます。速攻で1点差に迫り、後半へ。開始直後、伊地知の力強いシュートで逆転します。
そのまま流れに乗ったブルーサクヤが一気に引き離します。その後、接戦となるも、固いディフェンスでボールを奪って相手に流れを渡さず、32対29で接戦を制しました。
(ブルーサクヤ鹿児島 金城ありさ選手)「ファンの皆さんを含め、笑顔で終われるように頑張りたい」
一方、ブルーサクヤの拠点がある霧島市では、初めてパブリックビューイングが行われ、およそ190人が声援を送りました。
(観戦した人)
「最初は心配したが最後勝てて良かった」
「投げるところが強くてきょうも勝ったからすごく強かった。あすも頑張ってほしい」
ブルーサクヤ鹿児島は15日、初代女王の座をかけて北國ハニービー石川との決勝に臨みます。