◆改造に次ぐ改造、お疲れさまでした!

ラストランの7日を迎えた「筑豊電鉄2000形」。特別運行の始発駅となる楠橋駅には「2000形」の最後の姿を目に焼き付けようと、多くの鉄道ファンが駆けつけました。

運転を予定していた荒木さんですが、新型コロナウイルスの濃厚接触者となり、無念の自宅待機に。別の運転士がレバーを握りました。かつての路面電車のように多くの客を乗せて走る「2000形」。普段通りに「筑豊直方駅」で折り返します。出発から約1時間後、別れを告げるブレーキ音を響かせながら終点の「黒崎駅前駅」に無事到着しました。
ラストランの乗客「小さい頃小学校の時に通学に使っていた電車。福岡から北九州にきていろいろな改造を施されて、それをずっと見てきたのでとても寂しい」
ラストランの乗客「日本の高度成長を支えてきた車両。やっと引退ということで本当にお疲れさま、よく頑張ってくれたという感じ」

長年の歴史に幕を下ろした「2000形」、その活躍の姿は、多くの人々の心に残り続けるはずです。














