今年は終戦から80年です。
宮崎県串間市の小学校では、長崎県に原爆が投下された8月9日を前に千羽鶴を折る活動が続けられています。

串間市の北方小学校。
昼休みの教室で6年生9人が折っているのは、平和への思いが込められた折り鶴です。

この活動は今年3月に閉校した市内の秋山小学校でおよそ40年前から行われてきたもので、今年度から北方小学校に引き継がれ、現在、児童たちが、毎日、空き時間を使いながら折り鶴を折っています。

(児童)
「みんなが幸せになってほしいという気持ちで贈ります」
「戦争がない平和な世界になってほしいと思って折っています」

千羽鶴は、県原爆被害者の会を通じて8月9日に爆心地からおよそ600メートルの場所にある長崎県の山里小学校に届けられることになっています。

(児童)「平和よ届け!」