5月、宮城県大崎市の山岳遭難で行方不明者の発見に貢献した警察犬、ジャーマンシェパードのメス7歳「ターリア号」に、警察から感謝状が贈られました。

宮城県警鳴子警察署で、菅原貴弘署長から警察犬訓練士の松本章さんとともに感謝状とドッグフードを受け取りました。

ターリア号は、5月18日に鳴子温泉で発生した山岳遭難で出動し行方不明になっていた男性の所持品の匂いを嗅いで、足取りを方向づけました。
男性は、無事に発見されて保護されました。
ターリア号は、大崎市古川にあるドッグスクールで訓練を受け、年間で10件ほど警察からの出動要請を受けています。

警察犬訓練士 松本章さん
「普段トレーニングについてきてくれることに感謝。人命救助につながったので褒めてあげたい」

宮城県警には、現在、20頭の警察犬がいて、2024年は事件捜査や行方不明者の捜索で70件出動しています。
訓練士の松本さんによりますと、ターリア号は普段はマイペースな性格ですが、いざ現場に行くとしっかり役目を果たすということです。