梅雨空の下、大分県玖珠町で13日、高校生と小学生が一緒に田植えをして交流を深めました。

この体験学習は、小学生に米の大切さを感じてもらおうと、玖珠美山高校と地元の森中央小学校が毎年共同で取り組んでいます。

13日は森中央小学校の5年生32人が高校の実習用の田んぼを訪れました。児童は地域産業科の1年生とペアになり、植え方を習いながら丁寧に苗を植えました。靴下のまま田んぼに入った子どもたちは田んぼのぬかるみに悪戦苦闘しながら「ひとめぼれ」の苗を植えていきました。

(高校生)「いつも教えられる側だったけど、きょうは教える側だったので楽しかった」

(小学生)「お兄さんお姉さんが優しく教えてくれました」「第2関節まで苗を入れるのが難しかった」「秋の収穫が楽しみです」

13日植えた苗は高校生が大切に育て、秋には小学生と一緒に稲刈りをする予定です。