この時期ならではの色とりどりの花の共演が楽しめます。備前市の寺で、あじさいが見頃を迎えています。

滝の音が響く境内や参道にはピンクや紫、純白の花が咲き誇ります。

備前市の大瀧山西法院には、約40品種1500株のあじさいが植えられていて、今はガクアジサイや、円錐形の花が特徴のカシワバアジサイが見頃を迎えています。
(訪れた人)
「いろんな種類、はじめて見た種類もあったし、楽しめるかな」
先代の住職が、訪れた人に楽しんでもらおうと60年ほど前から雑木林を切り拓き、毎年少しずつ植えてきたもので、今ではあじさい寺として有名に。きょう(13日)も、平日にもかかわらず多くの人が花を愛でに訪れていました。
(訪れた人)
「愛知県から来たんです。この景色もすごいですよね滝が流れて谷川があってその中にこれだけザーッとあじさいが植えてあって。こんな山の上にいっぱいいろんな種類があってすごいなと思います」

(竹内大樹キャスター)
「ご本人のご機嫌次第ではありますが、あじさいの下でくつろぐ副住職ゆずちゃんに会うこともできます」
散歩に出かける時間などは決まっていないということで、出会えるかどうかは運次第だということです。
(大瀧山西法院 滝山光俊住職)
「ここのお寺は水が流れているのが特徴ですから、水の音も楽しんでいただきながら、あじさいを見て、空気のきれいなところも味わっていただけたら」
明日からはあじさい祭りが開かれ俳句や短歌などを募集する文芸コンテストも行われます。西法院のあじさいは今月末まで楽しめるということです。