父から譲り受けた印刀7本で「粗彫り」
篆刻台にはんこをしっかりと丁寧に固定します。

(相馬印ばん店5代目 相馬宗典さん)
「父(4代目・往弦さん)がここを切って、ベアリング(回転をスムーズにする部品)を付けて台座を作ってくれた。そうしたら回転できて、作業しやすくなる。こういうのは売っていない」
続いて、文字以外の部分を大まかに彫り上げる「粗彫り」の作業。
父・往弦さんから譲り受けた印刀7本を使います。

(相馬印ばん店5代目 相馬宗典さん)
「粗彫りはいかに早く彫れるかを考えているので、隙間に合ったぎりぎりの印刀を選ぶ」
