夏の参議院選挙をめぐり、国民民主党からの公認が見送られた山尾志桜里元衆院議員が離党届を提出しました。「党の統治能力に深刻な疑問を抱いている」などと批判するコメントを発表しています。

山尾志桜里 元衆院議員
「今回(参院選)の出馬を決めました」
おととい、参議院選挙に国民民主党の比例代表として立候補すると表明していた山尾氏。しかし、過去の不祥事に関する質問への説明が不十分だったなどとして、党はきのう、内定していた公認を取り消していました。

この決定に対し、山尾氏は「正直驚いた」などとするコメントを発表。「統治能力には深刻な疑問を抱いている。今後は一線を画す」として離党届を提出したことを明らかにしました。
山尾氏のコメントを受けて、玉木代表は…

国民民主党 玉木雄一郎 代表
「こちらからその能力を買ってお誘いをしたにも関わらず、公認に至らなかったことについては率直におわびを申し上げたい」
「しっかり反省して今回の教訓を活かす」として、今後、党のガバナンスを強化するということです。