12日朝、青森県弘前市の「弘前大学」の学生寮で屋上の配電盤などを焼く火事がありました。火が出た時にいた学生94人は無事でしたが、「慌てて走って逃げた」と現場は緊迫した状況になりました。

黒い煙が建物から立ち上り、学生が心配そうに様子を見ています。

火事があったのは、弘前市学園町にある「弘前大学」の北鷹寮で、12日午前5時半ごろ、近くを通りかかった人から「屋上から火が出ている」と消防に通報がありました。

消防車両13台が出動し、火は約1時間後に消し止められました。

寮は鉄筋5階建てで、火が出た時は学生94人がいましたが、全員避難して無事でした。

学生寮に住む学生
「みんなが騒いでいたから気づいた。最初見た時、火が出ていなくてそんなに燃えていないと思ったが、思ったよりも大きな火事でした」

「窓から煙が出ているのが見えて、みんな慌てて走って逃げたという感じです。けっこう怖かったです」

現場は、配電盤と周辺にあるエアコンの室外機12台などが燃えていて、消防や警察が火が出た原因を調べています。