宮城県気仙沼市の小学生が、地元の遠洋マグロ船を見学し、水産業への理解を深めました。マグロの握りも振る舞われ、児童たちがおいしそうに味わっていました。

見学したのは、宮城県の気仙沼市立鹿折小学校の5年生25人で、地元の遠洋マグロ船「第5八幡丸」に乗り込みました。

船内を慎重に歩きながら、エンジンなどが積んである機関室を見学しました。

続いてやってきたのは、操舵室です。

船員:
「座ってごらん」
児童:
「うわ、高い。」
高い操縦席に座らせてもらった児童。マグロを追いかける船長気分を味わっていました。

児童:
「マグロの群れは見えますか?」
児童:
「見えない」
児童たちは、漁業組合の職員に教えてもらいながら、遠洋マグロ船やマグロ漁について学んでいました。

児童:
「漁師さんが命がけで魚をとっているので、残さないように食べます」
「マグロ船には、エンジンがあって、どのようなエンジンがあることを知りました」

見学の後には、マグロの握りも振る舞われ、児童たちがおいしそうに味わっていました。この見学会は、地元の水産業に関心を持ってもらおうと毎年企画されています。