6月10日に宮城県内一斉に行われた水稲生育調査の結果、イネの生育は、おおむね順調に進んでいることが確認されました。

水稲の生育調査は、6月10日、宮城県内29か所の水田で一斉に行われました。

その結果、主力品種の「ひとめぼれ」は、草丈が平年より2.6cm長い29.5cm、1㎡あたりの茎の数は、平年より10本少ない162本でした。

県によりますと、5月下旬以降、気温が低い日が続き、生育はやや遅れましたが、6月に入り、ここ数日間で気温が高くなっていることから、生育は回復傾向にあるということです。

県は「おおむね順調に生育している」と分析していて、「まもなく梅雨に入ることから水の管理を徹底し、いもち病の防除に努めるよう」農家に呼びかけています。