ハウス栽培のカボスが大分県内有数の産地竹田市で出荷シーズンを迎え、11日初出荷を祝うはさみ入れ式が行われました。
さわやかな香りと酸味が特徴の県特産のカボス。県内有数の出荷量を誇る竹田市で11日今シーズンの初出荷を祝うはさみ入れ式が行われました。

渡邉陽介さんの1100平方メートルのハウスに生産者らおよそ20人が集まり、収穫を開始しました。
参加者は青々とした実を一つずつ丁寧に収穫しかごに入れていきました。今年は冬場に気温の低い日が長く続いたことから若干生育に遅れが出たということですが、香りが良く果汁も豊富に仕上がっているということです。
(竹田市かぼす生産出荷組合・渡邉陽介事務局長)「カボスはクエン酸とか豊富に含まれていますので、暑い時期に夏バテ予防のとかには非常に効果があるかなと思います。ぜひたくさん食べてもらいたいと思います」
竹田市のハウスカボスは今シーズンおよそ20トンの生産が見込まれていて、県内をはじめ、福岡や北九州などに8月上旬まで出荷されます。