降り始めからの総降水量500ミリ超えも…
11日は東シナ海から西日本・東日本の太平洋側を経て日本の東へのびる前線に向かって下層の暖かく湿った空気が流入しています。特に西日本では局地的に雷を伴ったやや強い雨や強い雨が観測されており、鹿児島県では降り始めからの総降水量が500mmを超えている所もあります。
これまでの大雨で西日本の地盤が緩んでいる地域があるため、11日は土砂災害に警戒が必要です。また、南西諸島では12〜13日、西日本では13日にかけて、東日本では11日は土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。気象庁は「大雨で地盤が緩んでいる所では、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがある」と注意を呼びかけています。
