福岡市天神近くの「国体道路」で起きた陥没事故。

夜通しで埋め戻し作業が行われ、11日に通行が再開されました。

歩道から車道にかけて開いた穴 周辺は大渋滞

11日、福岡市の国道202号・通称「国体道路」で起きた陥没事故。

歩道から車道にかけて開いた穴は、幅2メートル、長さ4メートル、深さ2メートルにまで広がりました。

けが人はいませんでしたが、国体道路は220メートルにわたって通行止めとなり、周辺では渋滞が発生。

西鉄バスも天神や博多駅に向かう路線などおよそ500便が迂回運行を余儀なくされました。

夜通し続いた穴の埋め戻し作業

福岡市は10日夕方、水中でも固まるセメント系の流動化処理土の注入を開始。

RKB 宮崎亮カメラマン
「午後8時半を過ぎました。陥没した部分の周辺のアスファルトを剥いでいます。作業は夜通し行われるということです」

翌朝の通勤・通学時間帯までに通行できるようにするため夜通しで穴の埋め戻し作業が行われました。

ローラー車で地面を押し固め、アスファルトで舗装。

そしてー

RKB 馬場遼之介記者
「午前7時前です。陥没していた穴の復旧作業が完了し、車の往来が再開しました」