2歳のとき病気を患い視力を失う

堺龍太選手は2歳のときに脳下垂体に腫瘍ができる「頭蓋咽頭腫」という病気を患いました。手術は成功したものの、今も目は見えません。

ブラインドサッカーチーム「コルジャ仙台」に入団したのは5歳のとき。小学1年生のときの映像が残っています。大人に混じり練習する堺さん、ボールの位置を把握しドリブルしながら一生懸命シュートを放つ姿が映っていました。ブラインドサッカーの面白さ、そして魅力に取りつかれていきました。

堺選手の母・紀久子さん:
「正直始めたばかりの時はそんなにボールも扱えないし、楽しいばかりではなかったと思うが、今は楽しいと思う」

堺龍太選手:
「キーパーとガイド以外は全員見えない中で、走ってゴールに向かう、ドリブルでシュートを打つ、パスするとか、自由にできるのが楽しい。