田植えの後、2回目となるイネの生育調査が6月10日、宮城県内各地で行われました。大崎市内の田んぼでは、茎の数が大幅に増えていて生育が順調に進んでいることが確認されました。
イネの生育調査は、県内28か所で行われ、このうち大崎市田尻の「ひとめぼれ」の水田では県美里農業改良普及センターの職員が草丈や葉の数などを調べました。

その結果、先月3日に田植えをしたこの水田では、いずれも平均で草丈が30.1センチ、1㎡あたりの茎の数は280.9本、また、葉の数は6.4枚でした。

葉の数を除いて過去5年の平均の値を上回り、特に、茎の数が大幅に増えていることから生育は順調だということです。
県美里農業改良普及センター 酒井球絵技術主任主査:
「前回(今月2日)の生育調査からは気温の高い日が続いているので順調な生育になっている」

県は、引き続き、茎の数を増やすために田んぼの水の深さを2センチから3センチ程度に保つ管理を農家に呼びかけています。