水難事故が増える時期を前に学校の教職員に対し、服を着たまま水に落ちた際の対応を学ぶ講習会が開かれました。

この講習会は、小中学校の教員に水の事故に関する救助の知識を身につけてもらおうと、日本赤十字社県支部が初めて開催しました。

由布市にある挾間B&G海洋センターのプールに9日、小中学校の教員6人が集まりました。参加者は服を着て靴を履いた上でプールに入り、救助を待つ間、浮き具を使って呼吸を確保する方法を学びました。

(教諭)「意外といろんな声が聞こえなかったりとか、いま、習ったけどそれも冷静になかなかするのが難しいと思いました」「実際溺れそうになったときにあせらずっていうのが頭の中に少しでも残るような授業をぜひできたらなと思いました」

日本赤十字社県支部はこうした取り組みを通して子どもの水難事故防止につなげたいとしています。