日本の警察制度を学ぶため訪れているインドネシア国家警察の幹部9人が宮城県内で研修を始めました。

警察庁が実施しているインドネシア国家警察の改革を支援するためのプログラムの一環で、仙台中央警察署内を見学しました。

インドネシアの警察幹部はパトカーに積んでいる装備品を見たり交通事故処理車で使う特殊なカメラの説明を受けたりしていました。

インドネシア国家警察 エンディステンディ少将
「宮城県警がどのような犯罪抑止対策を講じているか深く学べたらと思っていることと、犯罪を抑止するためには各警察官の勤労意欲の高さがすごく重要なので、どのようにして高いモチベーションが維持されているか知りたい」

宮城県警警務課 高橋良典 警視
「日本の警察の良いところを学んでもらい、インドネシアに持ち帰ってもらい生かしてもらいたい」

宮城県警では、2016年にもインドネシア国家警察を受け入れていて犯罪抑止対策などの研修を行っています。

今回の研修は、11日までで駐在所や警察学校の見学のほか、震災遺構・荒浜小学校の視察も予定しています。