梅雨前線が停滞 - 広範囲で大気不安定に
11日にかけて、前線は東シナ海から西日本・東日本を通って日本のはるか東に停滞する見込みです。前線に向かって相当温位345K以上の暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となります。このため、雷を伴う激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
特に九州南部では9日、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。また、九州では上空約6000メートル付近の気圧の谷が通過する影響もあり、10日午前中も非常に激しい雨の降る所があるでしょう。
