2024年1年間に大分県内で発生した労働災害による死傷者数は1370人で、3年連続で増加しました。

大分労働局によりますと、2024年1年間に県内で起きた労働災害で死傷した人は1370人で前の年から23人増加しました。増加は3年連続で過去15年間で最多となっています。

業種別では、製造業が248人と最も多く、次いで、保健衛生業、商業などと続いています。

死亡した人は2023年より6人少ない10人です。このうち、去年10月、臼杵市内の造船所では建造中の船内で爆発事故が発生し70代の男性作業員が亡くなりました。

大分労働局は年代が高くなるにつれて死傷者数が増えていることから、加齢による転倒などのリスクを理解してもらうとともに、手すりを設けるなど安全な職場づくりに努めてほしいとしています。