2017年から7年半にわたって富山県氷見市の市長を務め、能登半島地震からの復旧・復興にあたった林正之氏が8日夜、膵尾部がんのため亡くなりました。68歳でした。
林正之氏は富山県の職員を経て2017年の市長選で当選し、2021年の選挙では無投票で当選し、2期目を務めていました。

去年1月の能登半島地震では復旧・復興にあたっていましたが、去年8月に膵臓がんと公表し、治療に専念するとして任期途中の11月に辞職しました。
氷見市によりますと、8日夜に膵尾部がんのため、亡くなったということです。68歳でした。

菊地正寛市長は「能登半島地震からの復旧・復興に向けて最後までその対応や対策に全精力を注ぎ、昼夜を問わず取り組まれておられたお姿が目に焼き付いています。そのような思いをしっかり胸に刻み全力で取り組んでまいります」とコメントしています。

市では9日から20日までの間、市役所で記帳の受付を行うほか、後日お別れの会を開く予定です。