高校生を対象にしたものづくりコンテストの県大会が7日、鹿児島市で開かれました。

コンテストは県内の工業高校などに通う生徒の技術向上などを目指し、毎年この時期に開かれています。今年は離島を含む21校から95人が参加し、7日と今月13日に9つの部門で技術力や正確さを競います。

会場のひとつ鹿児島工業高校では、木材加工や電子回路の組み立て、測量などの競技が行われました。

各部門で指定された課題に沿って、材料を加工したり部品を配置したりして作品を仕上げます。制限時間は2時間から3時間で、選手たちは真剣な表情で競技に挑んでいました。

(鹿児島工業高校3年 今村悠太さん)「こういうことをやることによって、技術力もついたと思うので、将来の職業とかにつなげていきたい」

(鹿児島工業高校2年 田中葵さん)「目標が時間内に終わらせること、終わったのでそれは良かった。次は質を上げて上を目指せるようになりたい」

各部門で最優秀賞に選ばれた生徒は、佐賀県で来月12日から開かれる九州大会に出場します。

※今村さんの「今」は「ラ」ではなく「テ」