指宿市など南薩地域の旬の農産物を販売するイベントが、6日、鹿児島市で開かれました。

鹿児島市のおいどん市場・与次郎館で開かれたのは「JAいぶすきフェア」です。鹿児島市喜入地区特産のスイートコーンや南九州市のお茶など、旬の野菜やくだものが並び朝から多くの客でにぎわいました。

中でも特に人気だったのが指宿市山川地区特産で幻のスイカとも呼ばれる「徳光スイカ」です。1玉税込み3500円から4000円で販売され、用意された150玉はおよそ1時間半で完売しました。

「(スイカ)めっちゃ重たい」

「孫たちが喜ぶと思う」

(JAいぶすき農産部販売課 藤寛徳課長)「夏野菜は全般的に気候の条件があり(収穫が)遅れ気味ではあったが、こういった形で特産物が出揃ってきている」

今年は梅雨入りが早く日照時間が足りなかった影響で、徳光スイカは例年より収穫が遅れたものの、糖度は例年通り12度ほどあるということです。