■一方「OBN」に「インティマシー・コーディネーター」ってなに!?
南波キャスター:
一方で、例えば「OBN(オールド・ボーイズ・ネットワーク)」なんかいかがですか?
ホランキャスター:
「OBN(オールド・ボーイズ・ネットワーク)」は分かりませんでした。
南波雅俊キャスター:
私も分からなかったんですけど、この分からない言葉も含めてまとめました。

「OBN(オールド・ボーイズ・ネットワーク)」は「男性中心の組織が作り上げてきた企業文化とか仕事の進め方が働く女性を阻害している」ことになるのではないかということで、逆に女性の管理職の登用とかが増えてきたという時代の中で、目立ってきたりというところもあるかもしれないです。
それから「インティマシー・コーディネーター」。日本には2人しかいないそうなんですが、「テレビ・映画などで“性的なシーン”を撮影する際に、監督と俳優の間に入って仲介役をする」と。BS-TBSのドラマでもこういった方が活躍されているということです。
そして「ルッキズム」です。「look(外見・容姿)」と「ism(主義)」を合わせて、外見に基づく差別や偏見、SNSなどで助長されることが問題視されていると。
そして「リスキリング」は「技術革新やビジネスモデルなど大幅な変化に対応するために新しいスキルを獲得・学び直す」こと。ITとかDXとか言われてますけど、こういったものもノミネートされています。
ホランキャスター:
こうやって時代を映すような言葉もやはり入ってくるのが新語・流行語大賞の特徴とも言えそうですね。
マーケティング企業AMF社長 椎木里佳さん:
そうですね。沢山流行したものも入ってるとはいえ、やっぱりどうしても世代によってかなりギャップがあるなというふうに感じていて、どうしても知らない言葉っていうのが若い世代だと増えていくんだなと感じました。
井上キャスター:
毎年、流行語で必ずスタジオで解説が必要になるのはなんか不思議ですよね。「流行してないじゃん、その時点で」っていう感じもしてしまう。
南波キャスター:
確かに「みんな知っているおなじみの」って感じにはならないですよね。
■2022年全体の傾向「暗い世相」 選考委員は「来年は期待したい」
そんななか2022年全体の傾向をまとめているものがあります。
全体としては「暗い世相」だったというまとめになってます。選考委員のコメントでは「活気がある世の中では明るく元気の出る言葉も生まれるので来年は期待したい」と話しています。いよいよ12月1日に年間大賞トップテンが発表されます。
井上キャスター:
椎木さん世代だと対象はどのあたりでしょうか?
マーケティング企業AMF社長 椎木里佳さん:
対象は私は「ヌン活」じゃないかなと思っています。かなり実際に流行っていて、Z世代の中でも「せっかく非日常的な空間なのでおしゃれしていく」という子たちが多いように感じています。
ホランキャスター:
特にどこのアフタヌーンティーがおすすめとかありますか。
マーケティング企業AMF社長 椎木里佳さん:
特に一番人気なのでは虎の門にある「東京エディション」ですかね。かなり景色も綺麗で人気です。
井上キャスター:
「ヌン活」が来るとは思わなかったです。