青森市のこども園で、「小麦」の代わりに食物繊維が豊富な「エンドウ豆」を使った給食が全国で初めて導入されました。子どもたちの反応は…?

青森山田こども園の給食に導入されたのは「ZENB(ゼンブ)ヌードル」です。

これは、日本で馴染みのあるエンドウ豆と違い薄いベージュ色が特徴で、食物繊維や植物性タンパク質が豊富な「黄エンドウ豆」100%で作られています。

ヌードルを開発した会社によりますと、給食食材として導入されるのは全国で初めてです。

こども園では、食材に親しむことを目的に毎月、食育教室を開いていて、6日は子どもたちが実際に見たり触ったりして、「黄エンドウ豆」ついて学びました。

園児は
「香ばしい(においがした)」

「カレーのにおいがした!」

6日の給食は、陸奥湾のベビーホタテを使用したホタテラーメンです。

園児たち
「いただきます!」

食べた園児は
「おいしい」
Q.どんな味?
「イチゴの味」

「ホタテの味がした」

「おいしい」

Q.おかわりする?
「うん!」

一方でこんな声も…。

食べた園児は
「(いつもと)同じじゃない」
Q.どういうところが違った?
「エンドウ豆の味!」

青森山田こども園主幹保育教諭 阿久津ななえ 先生
「子どもたちにも慣れていってほしいですし、おいしく食べてもらいたいなっていう思いで見ていました」

園では、6月から月に1~2回の導入を予定しているということです。