この冬、懸念されている新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行。
その場合、医療ひっ迫を防ぐため、国はオンライン診療の活用を求めています。
このオンライン診療、どういったものなのか、そして課題は。
鳥取県米子市にある「富長大谷内科クリニック」。
ここでは、2年ほど前からオンライン診療を導入しました。
キャスター 木嶋雄大
「オンライン診療には、待ち時間が少なくて済む、クリニックに行かなくて済むなどのメリットがあるといいます」
オンライン診療の流れはこうです。
このクリニックが導入しているアプリ「CLINICS」の場合、医療機関を見つけたら希望する診察時間を選択。
保険証や事前問診などの情報を登録し予約完了となります。
そして、診察時間になったらビデオ通話を使い受診します。
国は、同時流行による医療現場のひっ迫を防ぐために、重症化リスクが低い人で新型コロナの検査キットにより陰性確認ができた場合、インフルエンザかどうかの診断に、電話やオンライン診療の活用を呼び掛けています。
そして鳥取県では、同時流行が深刻化した時、この国の対応手法を適用するとしています。
しかし…。
富長大谷内科クリニック 大谷正史院長
「ポコポコというような肺炎の音、水泡音が無いかとかみるということをするわけなので、オンラインだと実際に診るっていうのが、非常に難しいので」
やはりオンラインでは、肺の音を直接聞けず、のどの腫れ具合も確認しづらいため、診断が難しいといいます。
さらに利用者側も…。
富長大谷内科クリニック 大谷正史院長
「初めてとなると、いろいろ登録をしたりだとか、そういった作業とかは、患者さんとしては少し大変かもしれない」
いざオンライン診療を受けたい時、不慣れな人がうまく登録作業などができないという懸念もあります。
医療ひっ迫を防ぐためのオンライン診療。
体制の強化も含め、まだ課題が多そうです。
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