新型コロナウイルスの感染拡大がみられる山陰両県。
感染拡大を食い止めるため、乳幼児も含めたワクチン接種が課題となります。しかし、乳幼児接種については、思うように進んでいない現状があります。
記者 齊尾和之
「鳥取県では今月1日に始まった乳幼児接種ですが、きのうまでに接種を実施したという報告は上がっていません」
生後6か月から4歳までの乳幼児を対象にしたワクチン接種。
鳥取県内では11月1日に鳥取市で始まりましたが、11月3日までに接種を実施したという報告はなく、出足は鈍いようです。
まちの人の声を聞いてみると…
6か月の子の保護者
「(接種は)考えていないです」
「(Q:ママ友で打つという人は?)いないです。あまり聞かないですね、打つという人は」
2歳の子の保護者
「周りの反応を見てですかね、まだ考えていないです。やはり大人でも副反応があったので、ちょっと怖いなと思ってます」
不安の声が多く聞かれる中、ワクチンの打ち手となる小児科医は?
石谷小児科医院 石谷暢男理事長
「接種して副反応が出たお母さんがいますね。自分の子どもを、こういう状況にさせたくないという人がほとんどだと思います」
接種に使用する乳幼児用のファイザー製ワクチンは、1瓶に10回分が入っています。1度の接種希望者が少ないと残りが廃棄となってしまうため、人数が集まらないと実施が難しいという側面もありますが、ぜひ接種を検討してほしいといいます。
石谷小児科医院 石谷暢男理事長
「小さい子どもの予防をすることで、年配の方の家族内感染を防げるということです。重症化を防いで、最悪なことにならないようにすることがとても大切です」
鳥取県も、接種を実施する小児医療機関に対し、1回につき1000円を接種加算する県独自の支援をして、乳幼児接種を推進したい考えです。
鳥取県 新型コロナウイルスワクチン接種推進チーム 向井京子課長補佐
「実際に打たれた方でも(副反応の)ほとんどが軽いものか中程度で済んでいて、皆さん数日で回復している。逆にコロナにかかり、重症化する例がいくつか出てきているので、接種して感染予防に努めていただいた方がいいかなと思います」
感染急拡大で、第8波の入り口に立ったと警戒を強める鳥取県。
乳幼児接種も含めたワクチン接種の推進が、感染を抑え込むひとつの大きなカギとなりそうです。
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