6日も夏日となった高知県高知市では、米づくりに挑戦中の小学生たちが、田んぼの土をならす“代かき”を体験しました。

高知市の介良小学校では5年生を対象にした稲作体験を毎年行っています。6日は田んぼの土をかき混ぜる、“代かき”です。午前中は日差しが届き暑さを感じる中、児童たちは、かけっこをしたり泥合戦をしたりして、土をならしていきました。

(児童)
(Q.ふだん泥だらけになったら?)
「怒る。お母さんたちに怒られます。楽しみます」

(児童)
「ちょっと深い。踏んだら、踏んだ瞬間にのまれる感じする」

米の価格が全国的に高騰する状況が続く中、生産者は体験を通して児童たちが米づくりの背景を理解することにつながればと話します。

(米農家 中島正根さん)
「『ただ、商品になるだけやないで』と。過程があって、自然の恩恵を受けて食べ物ができる、ということを体験してもらいたいですね」

児童たちは来週、自分たちが育てた苗で田植えを行うということです。