5日の昼前、宮城県大和町内を流れる川で親子と見られる2頭のクマが目撃されました。近くには、小学校などもあり、警察が注意を呼びかけています。

川の斜面を歩くクマ。良く見ると2頭で、親子と見られます。

クマを撮影した渡邉恵理さん:
「あの辺りのカーブのところにクマがいて、親子(と思った)ので撮影した」

クマの動画を撮影した渡邉恵理さんです。

渡邉さんは、5日午前11時20分ごろ、宮城県大和町吉田橋本の町道にかかる橋を車で通りがかった際、川の奥に黒い影が見えたため、車を降りて確認したところ、クマと分かりスマートフォンで動画を撮影しました。

クマを撮影した渡邉恵理さん:
「最初は人かと思った。人が横に動いたと思って見たらクマだった。びっくりした」

渡邉さんによりますと、親グマとみられるほうは体長1mほどで、子グマが川に落ちないよう守るようにして斜面を歩き、その後、林のほうに姿を消していったということです。

クマを撮影した渡邉恵理さん:
「なるべく一人で行動するのはやめたほうがいい」

クマが目撃された場所は、住宅が点在しているほか、200メートルほど北には、小学校もあり、警察が注意するよう呼びかけています。