植物の生態系に悪影響を与える、特定外来生物の「オオキンケイギク」の駆除が熊本県南阿蘇村で行われました。
オオキンケイギクは、見た目にはきれいな黄色の花を咲かせる北アメリカ原産の多年草ですが、繁殖力が強く他の植物の生態系に悪影響を与えることから、2006年に環境省の特定外来生物に指定されています。

6月6日の駆除作業では、環境省や南阿蘇村、企業のボランティアなど約30人が、道路沿いなどに生えているオオキンケイギクを根から引き抜き駆除しました。
環境省は「自宅の庭などに生えている場合は、根から引き抜いて枯らしてから、燃やすごみとして処分してほしい」と呼びかけています。
