6月定例県議会が6日に開会し、総額約82億円の一般会計補正予算案などが提出されました。

提出議案の説明の場で最近の県政の動向に触れた木村知事は、「家庭教師のトライ」を運営するトライグループが、教材に「水俣病は遺伝する」との誤った情報を記載して配信した問題を受け、「来年の水俣病公式確認70年に向けて啓発事業のさらなる強化などに取り組み、水俣病についての正しい理解の促進に努める」と力を込めました。

6月の定例県議会は6月25日までの予定で、2024年度の国の経済対策を活用した医療・介護体制の確保や農林水産事業者への支援など合わせて約82億円の一般会計補正予算案などが提出されています。