感染症や食中毒の調査などを行う仙台市衛生研究所の新しい庁舎が完成し、業務が始まりました。

仙台市衛生研究所の新しい庁舎は、旧庁舎から1.5キロほど離れた仙台市宮城野区扇町の市の土地に整備されました。

鉄筋コンクリート4階建てで、延べ床面積は5264㎡です。豪雨災害では、1階部分の浸水が想定されることから、検査室を2階以上に配置したということです。検査機器も一部最新のものを導入しました。

仙台市衛生研究所 戸井田和弘所長:
「より科学的なデータを試験検査によって提供し、公衆衛生の向上につなげていきたい」

新しい庁舎は、旧庁舎の老朽化に伴い建設され、費用は約36億円です。6月1日付けで利用が始まっていて、本格的な業務開始は、6月中旬からとなる見込みです。