青森県の平川市尾上地区で5日午後、異臭騒ぎがありました。
道路には「青色の液体」が流れ、防護服姿の警察や消防が対応にあたりました。周辺が通行止めとなるなど、現場は一時、緊迫した状況に陥りました。液体の詳細は分かっていませんが、危険性はありませんでした。
小林春彦 カメラマン
「規制線からおよそ200m先には、防護服を着た隊員の姿が見られます」
午後2時過ぎ、普段は閑静な住宅街に緊張が走りました。
平川市尾上栄松の道路に流れ出したのは「青い液体」。
付近の住民は、その得体の知れない液体の特徴を消防に通報したさい「異臭がする」と話していました。
現場付近の住民
「インクのような臭い。最初は袋に入っていた。それが車にひかれたか、なにかで破れて、(はじめは)白かったが乾いたら青くなった」
警察は機動隊を出動させ、道路に流れ出た液体を調べた結果、液体の詳細は特定されていませんが午後4時半過ぎ、危険性がないことを確認しました。
これを受け、安全確保のために周辺にかけていた通行止めも解除しました。
警察によりますと、これまでのところ体調不良を訴える人はいないということです。
現場は、弘南鉄道津軽尾上駅近くの住宅街で、近くの小学校は職員が通学路に立ち、下校する児童に現場周辺を迂回させるなど対応がとられました。