2024年9月、青森県六戸町で7人が死傷する事故を起こしたとして、過失運転致死傷の罪に問われている21歳の男の裁判で、青森地裁十和田支部は男に「禁錮3年」を言い渡しました。
判決を受けたのは、十和田市の無職・小笠原秀一 被告(21)です。
判決などによりますと、小笠原被告は2024年9月、軽トラックを運転している時に六戸町の十字路交差点で一時停止を怠り、デイサービスの利用者が乗るワゴン車に衝突する事故を起こし、ワゴン車に乗っていた4人が死亡、3人にけがをさせた過失運転致死傷の罪に問われていました。
5日の判決公判で、青森地裁十和田支部の森智也 裁判官は「安全を確認しないまま、交差点に進入した点において被告人の過失は大きい」として、小笠原被告に「禁固3年」の実刑判決を言い渡しました。