福島県いわき市に本社を置くスーパー「マルト」の君ヶ塚店には、5日朝、随意契約で売り渡された備蓄米が到着しました。店内に運び込まれると、従業員が販売に備えて棚に並べていきました。

入荷したのは、2022年度産のいわゆる“古古米”5キロ・600袋。君ヶ塚店では、6日のリニューアルオープンに合わせて備蓄米を販売し、価格は1袋2139円、1家族1袋のみ購入できます。マルトでは、6月中旬以降にすべての店舗での販売開始を目指すということす。

消費者の反応は…。
いわき市の主婦・70代「(備蓄米を)買います。だっておいしいって言っていましたからね、政府の人も。ありがたいです、敏速にやっていただいて」
いわき市の高校3年生「(備蓄米を)私は買います、たぶん、安くなると思うので。お母さんとかが結構お米が高いなと困っていたので安くなったのを聞いてうれしいと思う」
マルト商事・伊藤正紀さん「地域のお客様がお求めやすい備蓄米を待っていたと思うので、お求めやすい価格でいち早く提供することができてうれしく思っています」
君ヶ塚店では、6日午前8時に整理券を配り、午前9時から備蓄米の販売を始めるということです。
