佐賀県は、トラックなどのドライバー不足への対策として、タイ人ドライバーを受け入れるモデル事業を始めると発表しました。

佐賀県の山口知事は5日、今年度の補正予算案にタイ人ドライバー3人を受け入れるモデル事業の費用を盛り込んだと発表しました。
国は去年、ドライバー不足への対策として外国人労働者の在留資格の「特定技能」に「自動車運送業」を追加しました。
しかし佐賀県内の運送業者からは「受け入れたいが方法がわからない」という声が上がっていることから、佐賀県は民間と連携してモデル事業を始めることにしました。

佐賀県 山口祥義知事
「もしこれが上手くはまればですね、それが拡大していくっていうことに期待を持っております」
タイの自動車は日本と同じで「右ハンドル」「左側通行」です。
タイ人ドライバーは入国後に日本の運転講習を受けて免許を切り替え、早ければ来年4月から業務に従事するということです。