肌トラブル防ぐ!日焼け止め選び方と塗り方
SPAやPAの値が高いほど紫外線を防御する効果が高まる一方、肌への負担も大きくなるといいます。
日焼け止めに含まれる「紫外線吸収剤」によって、アレルギー反応を引き起こす場合も。

患者の肌は炎症を起こし、赤みが出ています。
田口医師は「ノンケミカル」と呼ばれる肌にやさしいものを選んだり、使用前に少量を腕に塗って赤みやかゆみがないか確認するパッチテストを行うなど、肌状態や場面に応じて使い分けると良いと話します。

また、日焼け止めの塗り方と、その回数にもポイントが――
たぐちクリニック 田口梨江医師
「(SPF・PAの)値がありますけど、これは、実は伸ばした状態よりも、乗せた状態で測定してますので。その分を補うためにも、まめな塗り直しが大事なんですね。大体外にずっといるときは2~3時間おきに塗るというのが1番理想的です」
日焼け止めは2~3時間おきに、こまめに塗り直すのが鉄則。
顔に塗るときは1円玉くらいの量を手に取り、肌に摩擦を与えないよう、こすらず、やさしく押し広げていきます。
腕や足は、しわに沿って塗ると均一に伸びるといいます。


たぐちクリニック 田口梨江医師
「夏は日焼け止めも落ちてしまいますし、紫外線の量も多いので、夏は防御に徹して。新しくシミを生み出さないようにするのが大事かなと思います」
紫外線対策は紫外線自体を浴びないようにすること。
そして肌への影響を最小限に食い止める日焼け止めが有効のようです。