長野市の婦人服小売り「メインマンプロジェクト」が、長野地裁から破産手続きの開始決定を5日までに受けました。

民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、メインマンプロジェクトは1995年創業で、長野市内で婦人服と紳士服の小売店を計3店舗を運営し、ピーク時の2002年8月期には年間売上高およそ1億9800万円を計上していました。

しかし、収益性に乏しく、2店舗を閉店した後、「ながの東急ライフ」にテナントとして店舗を移し売り上げの増加を図りましたが、業況は改善せずに資金繰りにひっ迫。3月末で「ながの東急ライフ」が閉店したことを受けて、事業の継続を断念しました。

負債は3000万円を超えるとみられるということです。