梅雨から猛暑へ...暑くなるこれからの季節に注意が必要なのが「食中毒」です。
”弁当”の食中毒に気を付けなければなりませんが、特に子どもに人気の「キャラクター弁当」、略して「キャラ弁」ですが、注意して作らなければ、”普段の弁当”よりも食中毒リスクが高まるというのです。
食品衛生の専門家に、「お弁当」「キャラ弁」の食中毒予防について話を聞きました。

食品衛生の専門家「水分を飛ばしましょう!」
(講義より)
「ブロッコリーの中の水分が出て、それが水蒸気になっているから、水分をとばすというところで、食中毒予防の観点から炒めています」
岡山科学技術専門学校(岡山・北区)で行われた、食品衛生の視点で行う「キャラ弁」づくりの授業です。

食品について学ぶ学生たちが、気温や湿度が高くなり、食中毒が発生しやすくなるこれからの季節の注意点を学びます。
挑戦するのは、子どもたちに人気の「キャラクター弁当」、略して「キャラ弁」です。【画像③】は、こいのぼりの形をしたサンドイッチ。吹き流しに使っているのはカニカマでしょうか...めちゃくちゃ手が込んでる!

その「キャラ弁」ですが、実は通常の弁当作りよりもリスクが高くなるというのです。なぜなら、通常の弁当と比べて工程が多くなり、その分食品に手や調理器具が触れる機会が増えるため、菌などが付着するリスクが高まるからだといいます。
(岡山科学技術専門学校 食品生命科学科 青木仁美さん)
「キャラ弁は、すごく細かい作業が必要になるので、そういった場面でどういったことに気を付けた方がいいかなということで、きょうはあえてキャラ弁づくりを」
