スタジオ)人吉・球磨地域で農家を支援している団体「人吉球磨・農業未来プロジェクト」によりますと、農業への定着を図るため、40代以下の生産者が集まる交流会を定期的に開催したり、スマート農業の推進のため、農薬散布用のドローンを導入するプロジェクトを行ったりしています。

――熊本は半導体関連企業の集積による農地の減少も課題では?

熊本県によりますと、菊陽町の周辺ではTSMCが進出を表明してから2024年12月までに239ヘクタールの農地が工業用地などに転用されています。
そのため県は、農家と空いている農地をマッチングする事業を進めていますが、どこまで確保できるかは未知数です。