全国平均を上回り続ける、福島県のごみ排出量

福島県内の多くの市町村では、震災後にごみの量が急増し、福島市は2015年度がそのピークでした。1日あたり1329グラムで、これは当時、全国ワーストの量でした。しかしその後は、市のごみを減らす取り組みなどが功を奏し、毎年、減り続けていて、昨年度、速報値で震災後初めて1000グラムを下回りました。

一方、福島県全体ではゆるやかに減少しているものの1000グラムを上回る状況が長く続いていましたが、23年度に968グラムとなりました。ただ、全国平均と比べると、まだまだ高い傾向にあり、その差も詰まっていません。