それではここでチャグチャグ馬コの歴史をVTRにまとめましたのでご覧ください。

(チャグチャグ馬コ映像)

映像からも改めて歴史ある行事だと感じますね。そのあたりどんな思いですか?
「衣装がただ着飾っているだけではない、馬を守るためにあるのだということが少しずつ理解できて、今は誇りに思っています。自分たちも去年作ったんですが、新しい衣装も少しずつ出来ています」

馬事文化の継承ということで、今お話にもありました装束というのがチャグチャグ馬コの中で印象的だと思います。

こちらにタイトルレディが身に着ける装束の一式を用意してもらいました。色々ありますね。
「はい。40点ぐらいあるんですが、その中でもこの『首よろい』というのがあり、これは馬を弓や虫などから守るためにあります。肌にあたるところは麻でできていて肌に刺激が無いように、風通しが良いように工夫されています。そしてこちらは『耳ぶくろ』というんですが、音が聞こえないように、虫が入らないように工夫されています。これは鳴り輪というものです」

実際に持って見るとずっしりと重いですね。
「相当重いですが、こういうものがすべて馬の身を守るために工夫されています」