八戸市保健所は4日、青森県八戸市六日町の「味処 七味家」でノロウイルスによる食中毒が発生したと発表しました。

八戸市によりますと、下痢や嘔吐などの症状が出ているのは、2025年5月23日と27日に「七味家」で料理を食べた男女12人です。

料理を食べた人と、調理をした人の便から「ノロウイルス」が検出されたことなどから、八戸市保健所は「七味家」での食中毒と断定しました。

「七味家」には、6月4日から3日間の営業停止を命じていて、施設側は5月31日より営業を自粛しています。

また、保健所は施設内の清掃・消毒などの衛生対策について改善指示をしました。

県内で2025年に確認された「ノロウイルスによる食中毒」は、これで4件目で、発症者数は34人となります。