おしゃれでかっこいいイメージの裏で…「長嶋茂雄を演じるの大変なんだ」
井上キャスター:
元木さんがよく長嶋さんのことをグラウンドでは「鬼軍曹」っておっしゃいますが、我々はその長嶋さんを存じ上げません。どんなところが鬼なのでしょうか?
元読売ジャイアンツ 元木大介さん:
ベンチにいたら怒鳴っています。ミスや見逃し三振などに対して怒鳴っていました。「バットを振らないと勝負できない」と言って、見逃し三振を監督はすごく嫌っていたので。
昔、監督が立っているところにバットケースがあって、そこにチームのマスコットバットとかを入れていたんです。そのマスコットバットをバンバン振って、ベンチ裏のスタッフもそういうときは、監督の機嫌が悪いとわかったぐらいです。
井上キャスター:
東京ドームの全部のカメラ位置も、なんとなくわかっていると聞いたことがあります。
元読売ジャイアンツ 元木さん:
監督はもう全部わかってますね。何かあったときは、カメラに抜かれているのがわかっているので、絶対にあめをなめていたり、怒っていたりする姿を見せません。
ファンやテレビの向こう側の人たちにも、そういう意識が高いです。
出水麻衣キャスター:
長嶋茂雄像を、ご本人はどんなふうに描いていたと思いますか?
元読売ジャイアンツ 元木さん:
見てもらってわかると思いますが、まずスタイルが変わらない。現役の時から病気になるまで、服のサイズは一切変わってないです。
「長嶋茂雄」を本人が意識されていて、野球選手は現役引退したら太る人が多いですが、「そういう姿を見せたくない」と、常にかっこいいままです。
元読売ジャイアンツ 村田さん:
私もサウナのときに「村田はラクでいいな」「俺、長嶋茂雄を演じるの大変なんだ」と言っていました。本当におしゃれでかっこいいというイメージですね。
監督はおしゃれですよ。球場などに出入りするときに、車の後ろからピンク色のジャケットをパッとかけながら入ってくる。球場で誰も見てないんですよ、選手しかいないんです。そこでもやっぱり長嶋茂雄像を出すんですよ。
元読売ジャイアンツ 元木さん:
僕、買い物していたら、たまたまお会いしたことがあります。
長嶋さんは時計も必ず自分で店に行って、「これがいい」って2つぐらい並べて、ベルトも全部並べて、「この色にはこれ」と言って、お金も払わずそのまま持って帰るんです。
お店が家に請求して後で振り込むそうですが、お店の人も「めちゃくちゃかっこいい」と言ってました。長嶋さんは「ありがとう」って帰っていくらしいです。それぐらいおしゃれにもこだわってますね。
井上キャスター:
喜怒哀楽は激しい方だったんですか?
元読売ジャイアンツ 元木さん:
グラウンドのベンチに入って、勝負の午後6時になるとやっぱり目つきが変わります。
ただ、それ以外、サロンとかバックヤードでは本当に面白い人でした。














