3日も各地で「備蓄米」の販売が行われました。備蓄米の残りは30万トンとされていますが、もし、これが底をついた場合、コメの価格はどうなるのでしょうか?
残りは30万トン 4回放出された“備蓄米”

山形純菜キャスター:
現在、備蓄米が放出されていますが、これから新米が出てきたら、その価格に影響はあるのでしょうか。
2025年1月時点で、91万トンあった政府の備蓄米。
異常気象の影響などで、2024年秋にコメが品薄になり、価格が高騰したことに対応するため、政府は備蓄米を入札によって放出することを決めました。
入札による放出はこれまで3回行われ、合計約31万トンの放出を決めています。
(1回目:約14万トン、2回目:約7万トン、3回目:約10万トン)
ただ、なかなか消費者のもとにコメが届かず価格も落ち着かないということで、随意契約による備蓄米の放出を決め、約30万トン放出することが決まっています。
政府の備蓄米は、残り約30万トンということになります。