レジャーや台風の時期を前に高知市の河川で警察による水難救助訓練が行われました。
高知東警察署では水難事故発生時、迅速かつ的確な初動対応などができるように、毎年この時期、水難救助訓練を行っています。訓練にはおよそ30人の警察官が参加。強度と軽さを兼ね備えた5人乗りFRPボートの組み立てや操船を行ったほか、要救助者に見立てた人形を川に浮かべ、実際に救助する訓練も行われました。県警によりますと高知県内では2024年、30件の水難事故が発生し、14人が死亡したということです。

(参加した警察官)
「実際に船を操縦するというのは今回が初めてだったのですが、実際に川で動かしてみて船の動き方などを学べたので、また一つ経験が増えたと思います」

(高知東警察署 地域課 喜井陸大 課長)
「やってみてわからないところもありますし、悪天候でしたのでどのような天候でも的確かつ迅速な人命救助ができるように訓練をしていきたいと思っています」

高知東警察署では5日も水難救助訓練を行う予定です。