3日は午前中まで雨の天気でした。高知県四万十市のトンボ自然公園ではハナショウブが雨に濡れてしっとりと咲き、園内を彩っています。

四万十市具同のトンボ自然公園では、時おり雨が降る中、ハナショウブが可憐な花を咲かせていました。園内にはトンボが生息しやすいように池が設けられています。池の中にはスイレンが、その周りにはおよそ30種類、3000本ほどのハナショウブが植えられていて、5月下旬から咲き始めました。咲き始めた時期によって一部枯れてしまった株もありますが、紫や白、藤色の花がしっとりと咲き、見ごろを迎えています。

まだつぼみの株もあちこちに残っていてあと一週間ほど楽しめるということです。トンボ自然公園によりますと6月中旬頃からは1年の中で最も多い40種類ほどのトンボを観察できる季節を迎えるといい、園内でトンボや植物を楽しんでほしいとしています。