フルーツの生産が盛んな青森県南部町で、サクランボ狩りがはじまるのを前に、実の数を確かめる作柄調査が観光農園で行われました。

初夏の味覚を求めて、サクランボ狩りに多くの観光客が訪れる南部町では、毎年この時期に作柄調査が行われています。

調査は町内にある観光農園24か所で行われ、県の担当者などが標準木となっている「佐藤錦」の実の数を確認しました。

こちらの農園では2024年、低温と多湿の影響で「実割れ」などの被害が確認されていました。

2025年は、低温や強風の影響で花の満開時期が1週間ほど遅く、実の数が若干少なくなったものの、ほぼ平年並みに果実がつき、順調に育っているということです。

南部町 名川観光さくらんぼ園振興会 工藤司 会長
「毎年待っていてくれるお客さんがたくさんいるので、来るお客さんに『おいしいね』と言われるようなサクランボづくりを目指していきたい」

南部町の観光農園のサクランボ狩りは、6月20日~7月15日まで行なわれる予定です。