鳥取県鳥取市の飲食店グループなどが、このほど能登半島地震の義援金と地元へのコメを鳥取市を通じて寄付しました。

寄付をしたのは、東日本大震災や能登半島地震の被災地での炊き出しや、市内でのこども食堂の運営などを行っている鳥取市のNPO法人あゆみと飲食店などを運営するぎんりんグループで、このほど深澤市長に目録を渡しました。


義援金は4月に行われたイベントで石川県七尾市のブランド牡蠣「七尾牡蠣」を販売した売上金で10万円。
能登半島地震の復興支援に役立ててもらおうと鳥取市を通じて七尾市に寄付されます。


また、全国的にコメが不足する中、支援を続けている岩手県陸前高田市の下矢作地区から寄せられたというコメのうち200キロを地元に寄付しました。


ぎんりんグループ 村上亜由美 代表取締役
「食べることで返していこうと。自分たちが受けた恩を地域のみなさんにお返ししていくことが一番の思いでこういう活動をさせていただいています」

コメは麒麟のまち地域食堂ネットワークを通じて、支援が必要な家庭に配布されるということです。